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副業アプリと噂されるWowappを徹底調査!
いまSNSで話題になり始めているWowappを調査してみたいと思います。
副業特集ページ
Wowappはどんなアプリ?
基本的な事から説明していきます。
まず、勘違いしないでもらいたいのは、本記事はアプリの広告URLを貼付けた広告記事として書くつもりは全くありません。調査のうえ検証して実態をお伝えします。アプリの宣伝目的ではありませんのでご承知おきください。
Wowappは、簡単に言うと、
「LINEアプリ」と似ています。
いわゆるメッセンジャーアプリですね。
アプリを開くとトークルームがあり、メッセンジャーとして各機能が使えます。
その他、ネット電話、ビデオ通話ができるのもLINEそっくりな仕様です。
これらの機能が使えて「無料」
となると、一見してみればカカオトークやViberなどの他メッセンジャーと比較をしてみてもほとんど変わりありません。
iOSとAndroid版の両OS、PCはWindowsとMac版に対応しています。
しかし、1番のポイントは「使えば収入がもらえる」という不思議な点です。
いかにも学生や若い世代が飛びつきそうな内容ですが、知っておかなければいけない事もたくさんあるんです。
そこを深く調査してみたいと思います。
なぜ換金できるの?
こんな疑問を抱く方も出てくると思いますが、公式サイトの内容からは、
1.無料でアプリインストール
2.利用ユーザーに広告を表示する
3.それによって広告会社から収入を得る
4.利益の70%以上をユーザーに還元
このように発表されています。
特に4番目に書かれている内容がユーザーが収入を得る方法と言われています。
収入がもらえる仕組み
アプリDL後、友達を紹介したり、その友達が誰かを誘ったりしていくと収入が上がっていきます。また、メッセージのやりとりにも広告表示がされるといった内容であり、やりとりを増やしていくだけでも収入が入ってくる仕組みです。
◆収入を得るための行動
・友達紹介で登録してもらう
・メッセージやりとりを行なう
・ネット通話を行なう
WowApp内では、Wowコインという独自の通貨なるものが貯まります。
日本円で換算すると、
1wowコイン=1セント(※1.04円程度)
これを換金していくのです。
日本でのユーザー数
まだまだ多くありませんが、ここ最近で特に伸びてきています。
そのため、積極的なユーザーがTwitterやInstagramなど、SNSの色んなところで紹介登録活動をしていますね。
登録に必要な情報
換金までの利用には、
・住所
・名前
・メールアドレス
・電話番号
これらが必要です。
一般的なSNS連携機能がないので、個人情報を提出する事になります。
Wowappの運営会社
運営会社はYouWowMw株式会社。
「香港」にある会社です。
創設者はトーマス・C・ノベル氏。
2015年に創業したベンチャー企業です。
[アプリPR動画]
本題に入っていきます。実際の稼ぎ方と稼げない理由。
さて、まだ知らない人のためにも、ここまではアプリ内容を紹介してきました。
ここから、記事の本題に入ります。
まず始めに同アプリにおけるプライバシーポリシーや利用規約を読みましたか。
このサイト、ものすごく怪しい点は、
公式サイトでは対応国を日本にでき、日本語で記載されているのに、ポリシーのページでは日本語になっていません。
問題のポリシーページ
https://www.wowapp.com/policies/earning
この点が非常に大きなポイント。
何が書かれているか訳していきます。
※こちらが翻訳後に解釈している部分なので、多少の違いはご了承ください。
すると、このポリシー部分には、
「あなた達が提出した個人情報は状況に応じて、会社管理の元で使います。それはアプリDLする時に説明しています」
そして、怖いのが
「あなた達に還元する広告収入を得る為にも、メッセージや通話の記録等も位置情報なども全て記録して、広告収入を増やすために使わせてもらいますね。」
この辺が、非常に気になります。
連絡先を同期しようものなら、友人知人の番号も全て伝わってしまいます。
つまり、既に有名なメッセンジャー系アプリのポリシー部分には書かれていないような事も書かれているのです。
このアプリを信用するかしないかは、使うユーザー次第なので自由です。
でも「1日100円稼げた!」は個人情報を提出したのなら安すぎると思います。
Wowappが稼げない理由
ここからは主観です。
運用コストなど、少し細かくなってくるので興味無い方はスルーしてください。
…
皆さんはチャットアプリの運営にかかる費用を知っているでしょうか。
あのLINEでも、サーバー費用が高く連結決算では赤字となっています。
そう、チャットアプリはサーバー代がバカにならないくらい費用が高いのです。
チャットアプリ=サーバー費用が高い
費用は、ユーザーが投稿したメッセージや画像、ファイルの保存、ネット通話、ビデオ通話をするためにかかります。
もちろん、それ以外のチャットアプリでもサーバ費用というのはとてつもなく大きな金額がかかっていて、このwowappも例外ではありません。
仮に、Wowappに1億円の広告売上があったとしましょう。
そのうち広告収入70%が還元されるワケですから、金額にすると7000万円をユーザーに還元する計算になります。
【疑問1:wowappの広告収益金額はどこで確認できるか?】
そうなった場合、残る3000万円をコストとして運用するワケですが、それ以前に1億円もの広告売上となると、その時点でユーザー数も相当数いるはずです。
そして、メッセージのやりとりや通話で収益がもらえる仕様上、ユーザーは常にアクティブでなければなりませんから、サーバ費用は少なく見積もったとしても月3000万円を超えてくるでしょう。
それに加えて人件費やオフィス設備、賃貸費用もかかります。
【疑問2:創業1年未満の会社がこのスタイルで経営していけるのか?】
つまり、赤字になる可能性が高いのです。
スタートとしては話題になっていますから、ある程度は良いかもしれません。
ネット上の口コミ等を見ていくと、1人あたり100円程度を売り上げていますが、このような赤字経営となった場合、本当に支払われるものなのでしょうか。
また、広告売上70%を戻すと記載がありますが、本当に70%が戻されているかの確認は取れるんでしょうか。
一時の話題性としてはとても大きな効果が出ていますが、住所登録や本名など貴重な個人情報を登録しなければならないワケで、ここに疑問が多く残ります。
【疑問3:LINEのようなSNS連携ではなく住所や個人情報を登録される意味は何なのか?】
【疑問4:海外とはいえPPマークもなしの会社に個人情報を預けて大丈夫なのか?】
結論
上記のように副業部としては、Wowappを副業としてオススメできません。
完全にマルチ商法、いわばねずみ講やネットワークビジネスに近い仕組みです。
広告を使わない手法としてSNSでバズらせるのは、過去のポイントサイトアプリなどと類似しており集客にお金がかかりません。
その分、クライアントは広告費用を気にせず運用に注力でき、勝手にユーザー数が増えてきますが、このタイプで続いているところは決して多くありません。
あくまで予想ですが、この後はユーザー毎にランクが付いたりするのでしょう。
海外110カ国で使われているのもスゴイですが、日本人との相性もあります。
過去のAccessやViber、2014年に一時流行した”儲かるSNS”のTSUなどのように最初は良いと判断されていたアプリでも結局は流行しなかった例もあります。
批判的な意見出してますが、使っている人からしたら良いアプリなのでしょう。
まだ出だしのアプリですから、ネット上には良い評判しか見つかりません。
ただし、結構面白い展開でもあるのでこのwowappは、他の情報などがあれば記事更新してみたいと思います。
情報ありがとうございます。大抵、最後まで読むと結局は宣伝になっているものばかりなので、安心してちゃんと読めた数少ない発信でした。
友人から、このアプリを勧められたのですが、何となく、いやな感があったので、調べてみました。
これからも動向を気にしたいと思います。