街を歩いているとティッシュ配りをしている人に出会うことがありますよね。
ティッシュ配りの副業はどれくらい稼げるの?と思ったことがないでしょうか。
今回はティッシュ配りの仕事内容から、実際に稼ぐことができるのか、また、ノルマは辛いのかどうかについて説明していきたいと思います。
ページの目次
ティッシュ配りの仕事の手順は?
ティッシュ配りの仕事内容はティッシュを配るということです。しかし、ただティッシュを配っているというわけではありません。
ここではティッシュ配りの仕事の手順について紹介します。
①ティッシュ配りをする集合場所へ行く
ティッシュ配りの副業の場合、現地に集合します。
事前にどこで配るのかの場所を指定されることがほとんどです。
ただし配るティッシュをどうするかは会社によって違います。現地に行けばそこにティッシュが用意されているところもあれば、前日に受け取って、自分で現地に運ぶ場合もあります。また配布場所に行く前にティッシュを受け取らなければいけないところもあります。
会社によってさまざまですので、事前に確認しておく必要があるでしょう。
②ティッシュ配りの説明を受ける
配布場所についたら仕事の説明を受けます。
ティッシュ配りはティッシュを配ることが目的ではありません。
ティッシュを配ることでお客様を呼び込むことが目的です。そのためティッシュを配るターゲットが決まっています。
ファミリー向けのマンションの広告なのに学生にティッシュを配っても仕方がありませんよね。しっかりと客層を認識してティッシュを配る必要があるのです。
③ティッシュ配り開始
時間になったらティッシュ配りを開始します。
説明された内容に基づいてターゲットを意識して配布するようにしましょう。
ティッシュ配りをしている人の中には無言でただ配っている人もいますが、それでは印象が悪いです。
「こんにちは」とか「よろしくお願いします」などの声掛けをしながら配っていきましょう。中には自分からティッシュが欲しいと言ってくる人もいますが、ターゲットを意識して配布するようにしてください。
④時間になったら終了
決められた時間が来たら終了です。
ティッシュ配りの場合、ティッシュが配り終わっていなくても時間が来たら終わりになります。
では時間前にティッシュを配り終わったらどうなるでしょうか。その場合、配り終わった時点で終了です。
早く配り終わっても支払われる報酬は変わりませんから、早く配り終えれば終えるほどお得です。これはお得ですよね。
ティッシュ配りはどこで求人募集しているの?
ティッシュ配りの副業をしたいと考えた時にどこで募集しているか分かっていれば、すぐに応募できますよね。
ここではティッシュ配りの副業を募集しているところを紹介します。
アルバイトを募集しているサイトで探す
簡単にティッシュ配りの仕事を探せるのがアルバイトサイトです。
例えば「バイトルドットコム」でティッシュ配りの仕事を探してみると東京だけで400件程度見つかりました。
ただ「サンプリング・ティッシュ配り・チラシ配り/ビラ配り」に登録されているので、ティッシュ配りのみの仕事はこれよりも少ないと考えられます。ただサンプリングの配布やチラシの配布はティッシュ配りと同じような仕事形態ですので、興味のある場合は応募してみても良いでしょう。
派遣会社に登録する
「バイトルドットコム」の求人を見ていると派遣でティッシュ配りができる会社があります。
例えば「エムジー株式会社」では派遣でのティッシュ配りを行っています。
派遣会社なので、時給が高いことが多いです。ただ仕事内容としてティッシュ配りだけでなく、サンプリングの配布も行う場合が多いようです。
お店でティッシュ配りを頼まれる場合も
お店や教室で働いているとティッシュ配りを頼まれることもあります。
ちょっとした空き時間や朝の時間に「これ配ってきて」と頼まれるのです。
実際、私もあるデパートでティッシュ配りを頼まれました。それはそのデパートのクレジットカードです。これまで使っていたポイントカードからクレジットカードへ登録を促したいとキャンペーンを始めました。最初、私はティッシュ配りをするために入ったわけではありませんが、販促を頼まれてティッシュ配りをすることになりました。こうしたケースもありますので、参考にしてください。
ティッシュ配りは時給制?日払い制?それとも歩合制?1時間当たりの報酬は?
ティッシュ配りの場合、時給制のところと日払い制のところがあります。
時給としては1000円~1600円まで1日2時間~と短時間で働くことができます。
長時間の勤務を希望すればそれもまた可能です。また、交通費は全額支給のところが多いので、勤務地が変わっても問題ありません。
また、仕事そのものも多いので、毎日働くこともできます。日払いの仕事もありますが、ポスティングの仕事であることが多いです。
いくつかのアルバイトサイトで探してみましたが、歩合制の場合、ティッシュ1つあたり2〜5円のことが多く、かなり数を配らないと時給換算で安くなってしまうようです。
ティッシュ配りにノルマはあるの?
前述したようにティッシュ配りには時給制と日払い制がありましたが、ではノルマはあるのでしょうか。
基本的は時間が決まっているので、ノルマがあっても時間が来たら終わりのところが多いです。
最初に「○○個ぐらい配ってほしい」と言われますが、その個数を配れないと減額されるということはありません。そもそも配れる程度のティッシュしか渡されないということもあります。
確かにノルマを課したとしても、全くターゲットではない人に渡したり、一人の人に2つ渡すなどされたりしたら意味がありません。例え配り切れなくても配ってほしいターゲットに配布してもらう方が良いでしょう。
ティッシュ配りは辛い?
ティッシュ配りは単純な作業です。
ターゲットは決められていますが、基本的には来た人にティッシュを配るだけです
。しかし、この単純作業は長時間やるのは大変です。しかもティッシュ配りは立ちっぱなしの仕事です。1時間は大丈夫でしょう。
しかし2時間になるとつらいです。まして5時間とかになると…。もちろん休憩時間はありますが、足や腰に来るのは間違いありません。
1日なら何とか持ちますが、続けて何日もだと厳しいです。私は1か月ぐらい毎日2時間ずつぐらい行いましたが、腰がかなりつらくなりました。
他にもティッシュ配りは基本的に外で行う仕事です。夏は暑く、冬は寒いです。炎天下で何時間も立ちっぱなしでティッシュ配りは想像以上に大変です。水分を補給するなど工夫が必要ですし、休憩についてもどのようにしたらよいか、会社に確認しておいた方が良いでしょう。
ティッシュ配りの声掛けのコツは?
ティッシュ配りはもらってくれる人も多いですが、声掛けをしっかりとすることで、さらにもらってくれる率が高くなります。
また上手に配ってくれる人の場合、その後、実際に集客につながっていることも良いでしょう。ここではティシュ配りの声掛けのコツについて紹介します。
あいさつをしっかりする
ティシュ配りはよく街で目にしますが、中には無言でティッシュを差し出してくる人がいます。
こうしたティッシュ配りの人にティッシュを渡されても、ティシュが特別必要でない限り、もらおうと思いませんよね。「こんにちは」や「よろしくお願いします」などの声掛けは必須です。元気よくあいさつをするようにしましょう。
急いでいる人には渡さない
ティッシュ配りをしている人の中には、とにかく誰でも良いので渡せばよいと考えている人もいます。
会社から「○○な人に渡してほしい」と頼まれても、早く終わりたいためか、誰でも渡してしまいます。
誰でも渡そうとするので、急いでいる人にも渡そうとして迷惑がられているところを何回か見たことがあります。無視されるだけなら良いですが、中には怒る人もいますので、急いでいる人には渡さないようにしましょう。
しつこくしない
ティッシュ配りはあくまでももらってくれる人だけに限ります。
もらう気が無い人にしつこく渡そうとしても迷惑がられますし、たとえもらったとしても宣伝効果はありません。しつこく相手にティシュを渡すような行為はやめましょう。
主婦や学生などを狙え
これはターゲットにもよるのですが、主婦や学生がターゲット層に入っている場合は、積極的に主婦や学生にティッシュを渡すようにしましょう。
主婦や学生はティッシュをもらってくれる率が高いです。ぜひ積極的に渡してみてください。
ティッシュ配りをする際の注意事項は?
ティッシュ配りをする際には注意すべきことがあります。ここではティッシュ配りの注意事項を説明しますので、ぜひ参考にしてください。
ごまかし厳禁
ティッシュ配りの仕事ですが、配ってないのに配ったことにして終わりにすれば良いと考える人も少なからずいます。
確かにすべて配ったかどうかは、その場で見ていなければ分からないですよね。
実は監視されていることがあるようなのです。こちらは定かではありませんが、そうした話はよく聞かれますので、手を抜かずにしっかりと配るようにしましょう。
同じ人に複数渡さない
ティッシュを早く配り終えるために同じ人にたくさん渡す人がいます。
中には「2つください」という人もいて、その方が早く終わるので便利だと思いますが、会社としては同じ人に2つ配ってほしくはありません。
あくまでもティッシュは宣伝のために配っています。より多くの人に宣伝することが目的ですから、同じ人に複数のティッシュを渡すのは辞めましょう。
配布率は天候に左右される
ティッシュは手で受け取るものですから、雨が降っていて片手が傘でふさがっていれば、もらってくる人は減ってしまいます。
渡す方も片手では渡しづらいのは確かです。ノルマがきつい仕事ではありませんが、なかなかティッシュが減らないのは辛いものです。天候に結果が左右されるということは覚えておきましょう。
ティッシュ配りの副業に向いている人は?
ティシュ配りは単純作業ですから、誰でも行うことができます。しかし、単純作業であるがゆえに向き不向きがあります。
また人と接する仕事でもあります。ここではティシュ配りの副業に向いている人について説明します。
単純作業でも一生懸命できる人
これまで述べてきたようにティシュ配りは単純作業です。
この単純作業であっても一生懸命できる人がティッシュ配りに向いています。
最初の1時間が誰でもできます。これを長時間しっかりとできる人がティッシュ配りに向いている人でしょう。
人と接することが苦手でない人
ティッシュ配りは人にティッシュを配るわけですから、人と接することが苦手な人は向いていません。
もちろん、ただ黙々とティッシュを配るという人もいますが、話しかけてくる人もいますし、愛想のよい人の方がティッシュを取ってくれる割合は高いです。
人と接することが苦手でなければ大丈夫なので、極端に苦手な人以外はチャレンジしてみても良いでしょう。
体力的に自信がある人
前述したとおり、ティシュ配りは立ちっぱなしの仕事です。
腰が弱い人は1時間を経過したごろからだんだんときつくなってきます。特に冬は腰が痛くなる可能性が高いです。また、夏もずっと外にいるわけですから、体力的に自信がある人でないと長時間のティッシュ配りは難しいです。
立ちっぱなしの仕事は自信が無いという人はやめておいた方が良いでしょう。
ティッシュ配りでも学びがある!!
ティッシュ配りは単純作業だから特に学びがないと思われがちですが、そんなことはありません。
私もティッシュ配りを経験しましたが、接客の基礎がこのティッシュ配りで鍛えられると思います。
印象が悪い人から人はティッシュを貰ってくれません。逆に非常に愛想がよく、あいさつもできて元気が良い人のティシュはみんなもらってくれます。これはあらゆる接客業に共通していますよね。ただのティシュ配りとただ仕事をこなすだけでなく、どれだけ相手に気持ちよくティッシュを受けとって貰うか、考えてみましょう。そうすることで、あなたの本業にもプラスの営業があると思いますよ。
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